昨晩放送された日本テレビの「今日の出来事」、渦中のほりえもんが出演していたのだが、その番組内容についてかなり批判が集中しているようだ。

実際私も見ていたのだが、本当にかなりひどい内容だった。
完全に誘導尋問的に今後のツッコミネタを探すことに終始した構成。
過去のほりえもんの発言の揚げ足を取って、反論ばかりキャスターと解説者。
視聴者の真面目な関心さえも無視したような”野次馬”的視点に終始していた。
あれではほりえもんがイライラするのも無理はない。見ていた私もかなり不愉快だった。

しかも今朝の新聞では「ほりえもんキレタ」という見出しで、番組内容には詳しく触れず、キレタ事と唯一答えた質問が「食欲がある」ということだけだったという、実に一方的な面だけを報じているものがあった。あれでは、番組を見ていないで新聞だけを読んだ人には、またほりえもんの悪印象だけが残るのではないか。

とはいえ今回の番組に限らず、ここまでの一連のメディアの報道には、首をかしげたくなるもが多い。
どうも昔から日本のメディアは、周囲で感情論をたきつけたり、ある1面だけを面白おかしく取り上げて、物事の本質を見えにくくしている事が多いように思う。(国会議員の年金未納も「未納x兄弟」のネーミングだけが一人歩きして結局本筋を追及しきれないまま忘れられてしまった)

今回の株買収騒動も、少なくとも現時点では違法でない手段で株を取得して業務提携を持ちかけているという、ビジネス的にはなんの問題もない、実に理路整然とした話しではないのだろうか。
(そもそも今まで合法として放置してきて、話題になった途端に法整備を急ぐお役所も、なにを考えているのだろうか)

その理路整然とした話しに、なぜ現在のお偉いさんたちは建設的な話し合いなどが出来ないのだろう。
プロ野球買収の時に、話しは聞かないと息巻く球団オーナーをあれこれ批判していたTV局がいざ自分たちのところに影響が来た途端に、同じ反応をしているのは、見ていて情けない。

こうなってくると、判官贔屓ではないが、正論を説くほりえもんにはがんばってもらいたい。


そういえば政界のお偉い前首相さんが今回の騒動に先週こういうコメントしている
「カネさえあれば何でもいいんだ、力ずくでいいんだという考え方は、今の日本の教育の成果なのか」
ぜひこの台詞を同じ党のオールバックの元首相さんに向かって言ってもらいたいものだ。